KYOBI 学校法人 二本松学院 京都美術工芸大学
KYOBI 学校法人 二本松学院 京都美術工芸大学
進路・就職

進路・就職状況

TOPICS

2016年度卒業生(第2期生)進路決定率

98%

※就職希望者および進学希望者における割合

自分の手で「未来」を創る卒業生たちの挑戦

挑戦創作の専門スキルと、独自のイマジネーションを展開する力を身につけた学生たちは、どんな進路に進み、どんな課題に向き合っていくのでしょうか。

三浦さん木村さん

(株)池下設計

人々の心の拠り所になる施設を私の手で形にするのが、いまの夢。

三浦 永莉子建築デザインコース
公文国際学園高校(神奈川県)出身

── 学生時代に得たことは?

高校の修学旅行で京都の古民家を見学したりするうちに、文化的な建築物に惹かれ、建築の道に進むことを決意。そこで、京都で建築を学べるこの大学を選びました。KYOBIの学びで一番思い出深いのは、実習でツリーハウスを作ったこと。1年次のときなので、出来映えはまだまだでしたが、みんなで協力し合ってアイデアを出し、図面を引いて、一つの建物を作るということがこんなに楽しいことなんだと実感しました。そのワクワクする気持ちはいまもずっと私の中でモノづくりの原点です。在学中は二級建築士の資格取得にも取り組み、本来なら学生のうちに触れることのないプロの建築知識を吸収できたのも大きな収穫でした。

── これから挑戦したいことは?

大学の4年間の学びで製図のスキルは飛躍的に高まったと思いますが、まだプロのレベルには到底及びません。内定をいただいた池下設計は、大手ゼネコンから発注を受け、公共施設などの大型建築物の施工図面を手広く請け社なので、この会社でさまざまな経験を積んで、自分の力を大きく伸ばしたいです。私は将来、博物館などの文化施設の建築に携わることが一つの目標で、KYOBI在学中にも博物館学芸員の資格を取得するなどして知識をつけてきました。実社会でさらにスキルを高めて、いつかは郷土資料館のような地域の人の心の拠り所になる文化施設を自分自身でプロデュースできるようになれたらと考えています。

岩佐さん尾形さん

(株)鳥羽瀬社寺建築

スケールの大きな社寺建築の世界に全力でぶつかっていきたい。

岩佐 叡智伝統建築コース
滝川第二高校(兵庫県)出身
取得資格 二級建築士

── 学生時代に得たことは?

社寺の建築に興味を持ったのは大学に入ってからです。伝統住居概論の授業で神社についてはじめて専門的な知識を教わったのですが、もともと祭りのための簡素な社だったものが立派な建築物になっていった経緯や、本殿がなぜ見えないように設置されているかといった理由について学ぶうちに、社寺の世界はものすごく面白いと気がつきました。さらに、木を対象とする加工技術にも興味がわきました。切った後も木は生きているため、あとからどんな反りが出てくるかを計算しなければ使えませんし、一本一本の個性の違いをどう生かすかも重要で、どんどん授業や実習にのめり込みました。もともと住宅よりスケールの大きな建築物に興味があったこともあり、社寺建築こそ自分のめざす道だと思ったんです。

── これから挑戦したいことは?

まずは宮大工の修行です。KYOBIでは在学中に二級建築士の資格を取得できたので、現場監督をめざす道も考えましたが、いまは職人の仕事への尊敬と憧れを強く感じています。やっぱり僕は「作り手」にこだわりたい。これからは世界文化遺産の厳島神社の修理も手掛ける有力企業で宮大工の修行を積みながら、自分の技術に磨きをかけるつもりです。また、生きている木材を思いのままに扱う技術も自分のものにしたいです。そして多くの経験を積みながら、次のステップとして図面を描く仕事にも携わっていきたい。その頃には社寺全体を正確に把握して管理し、大きな仕事を任される人に成長していたいと思います。

水野さん遠藤さん

(株)大阪共立

記憶に残る「一瞬」を切り取り、多くの人に伝えていきたい。

水野 萌子総合デザインコース
東海学園高校(愛知県)出身
取得資格 二級建築士

── 学生時代に得たことは?

KYOBIでデザインを学ぶうちに、とくにその場限り、そのとき限りの表現に興味を持つようになりました。私が演劇に惹かれるのも、そんな理由から。舞台は、いつも同じ役者さんが同じ台本で演じても、その場その場でりになりますよね。そのカタチは残りませんが、生の感動は観た人の記憶に残ります。自分の作品づくりにおいてもそういう「偶然の出合い」を大切にしたいと考えています。そんな私が3年次に制作したのは、パズルのピースをモチーフにした作品。テーマは「記憶の共有」です。例えば部活の友だち同士が思い出の写真や言葉をピースに書きとめ、それをつなぎ合わせることで生まれる偶然のカタチの面白さを表現しました。この大学では、いろいろな表現の実験ができたと思います。

── これから挑戦したいことは?

内定をいただいたのは舞台の照明や音響、映像などを手掛ける会社で、私はこの会社で映像チームのサポートをさせていただく予定になっています。実は以前に、激しい雨が降る中、五山の送り火を見に行ったことがあるのですが、その悪条件の中で少しでもいい画を撮るために奮闘されていた報道カメラ陣が、大阪共立の方々でした。その日、その場でしか撮ることのできない映像に、全力で向き合う姿がかっこ良くて、私もぜひそのメンバーとして活躍できたらと考えています。カメラの知識などイチから勉強ですが、一瞬の映像に情熱を燃やす皆さんたちとどんな仕事ができるか、いまから楽しみです。

重白さん一戸さん

国立鳴門教育大学大学院進学

日本が育んできた宝物の価値を、一人でも多くの人へ。

重白 瑞希文化財情報コース
山崎高校(兵庫県)出身

── 学生時代に得たことは?

大学で最も熱中して取り組んだのは、正倉院の宝物である伎楽面の復元模造品制作です。先人たちがどのように作ったのか全くわからない状態で、グループであれこれ推理しながら、少しずつ手法を突き止めて緻密に制作していきました。当初予想していた以上に時間はかかりましたが、これは本当に貴重な経験でした。いまから700年も昔に、素晴らしい加工技術が確立されており、いまの私たちが見ても目新しく感じるデザインが成されていたことには本当に驚きます。この経験を通じて私は、文化財の魅力をより一層理解できるようになりました。

── これから挑戦したいことは?

もともと私は文化財修復の道に進みたいと考えていましたが、文化財の魅力を深く知るほどに、「これほど貴重な日本の宝物の価値に、ほとんどの人が気づいていない」ことが非常にもったいないと思うようになりました。そこで、まだその魅力を知らない人に価値を伝えていくため、教育の道に進むことを決意。春からは鳴門教育大学の大学院に進学し、美術史を中心に学びます。将来は、私がKYOBIで味わってきた文化財を学ぶ楽しさを、子どもたちに伝えていきたいと思っています。また、地域に存在する文化財の多くは、国からの補助が受けられないため維持が困難な状態にあると聞きます。もっと積極的に文化財が活用されるように働きかけることで、世間の注目を集め、多くの文化財を後世に伝えていくサポートができればと考えています。

増田さん

松井建設(株)

製図のスキルを生かして伝統建築を守っていきたい。

増田 千尋伝統建築コース
市立千葉高校(千葉県)出身
取得資格 二級建築士

伝統建築を学び、この貴重な技術をなんとかして次の世代に伝えていかなければと考えるようになりました。室町時代から社寺建築を支えてこられた松井建設に就職できたことはとてもうれしいです。私には、何でも自分で生み出してしまう職人技は真似できませんが、KYOBIで学んだ製図の力を生かして、日本文化をサポートしていきたいと思います。

錦織さん

(株)美也古商会

人々が夢や憧れを抱くようなディスプレイづくりをめざして。

錦織 紗綾総合デザインコース
出雲高校(島根県)出身

大学では現実の商業ビルの中に架空の店舗をプロデュースする模擬演習を経験し、商業施設の空間をどのように構成し、演出するべきかを実践的に学んできました。今後はこうして身につけた知識を生かしてディスプレイデザインの会社で働きます。人を巻き込むデザインの力を信じて、見た人がワクワクするようなディスプレイを実現していきたいです。

若松さん

飛騨産業(株)

家具の本当の美しさは、実用性が備わってこそ。

海部 里歩総合デザインコース
宮津高校(京都府)出身

私は飛騨の職人技を生かす老舗家具メーカーから内定をいただきました。KYOBIでは木工に意欲的に取り組み、カンナやノミの扱い方を身につけたほか、子どものお碗を作って販売するプロジェクトにも参加してきましたので、ここで身につけた知識を存分に生かしたい。美しさと実用性を兼ね備えた家具を私の手で生み出していくのが、いまの夢です。

川口さん

(株)グラフィック

人と深く関わり合って、より面白いモノを実現したい。

川口 京介総合デザインコース
銅駝美術工芸高校(京都府)出身

どちらかといえば引っ込み思案な性格でしたが、共同制作を進める数々の実習の中で、自分がはっきり意見を出す方が結果的によいモノづくりができると学びました。今後は、企画からデザイン制作、映像制作、展示会設営など、幅広い媒体と業務を手掛ける印刷会社で働きますが、その職場でも自分の存在感を精一杯発揮して頑張りたいと思います。

錦織さん

(株)便利堂

もう一つの本物を作るため磨いてきた感受性を発揮!

佐竹 晃一文化財情報コース
宇部フロンティア大学付属香川高校(山口県)出身

正倉院の宝物を復元するプロジェクトに参加し、先人の技術や思考を探っていく制作プロセスを学びました。そこで僕が身につけたのは、人の手が紡ぎ出した作品だけが持つ素晴らしさを感じ取る力です。今後は貴重な文化財の複製などを請け負う印刷会社で働きますので、身につけた感受性を最大限に生かし、質の高い仕事をしていきたいと思います。

若松さん

(株)信楽陶苑たぬき村

陶芸の楽しさを伝えるのもきっとやりがいのある仕事。

松森 一真工芸コース(陶芸)
桂高校(京都府)出身

ろくろ成形を専門的に学び、最初は陶芸作家になる道を探していましたが、やがて人に陶芸の楽しさを伝える仕事にも魅力を感じるようになりました。内定をいただいたのは、信楽焼の陶芸教室です。KYOBIで磨いてきた陶芸の技術を生かし、さらに接客のスキルも身につけて、日本中に陶芸ファンをもっと増やせるように頑張っていきたいと思います。

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