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「京まふ」にグループ校・京都伝統工芸大学校とともに出展しました

「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)」は、西日本では数少ない大規模マンガ・アニメイベントです。同フェア実行委員会と京都市の主催により、マンガ・アニメを活用した新たなビジネスやクリエイターの雇用機会の創出支援などを目的として2012年より開催されています。

12回目となる今回、本学はグループ校・京都伝統工芸大学校(TASK)とともに初めて出展。KYOBI芸術学部とTASKの学生・教職員が力を合わせ、マンガ・アニメファンの方々に伝統工芸やデザインの魅力を伝える出展ブースづくりに取り組みました。

出展ブースは、少女マンガから着想を得たピンク色をテーマカラーに、マンガの「コマ割り」や「背景効果」をデザインに使用。そこに、KYOBI生も制作に協力した芸術学部特任教授 山本太郎先生の『原神』コラボ作品《雷電眞之図屏風》や、TASKの学生たちによる初音ミクとのコラボによる漆器などを展示しました。作品の周囲には、「コツコツ」「つやつや」といった伝統工芸の制作工程や質感などを表現する「オノマトペ」を「吹き出し」にしてレイアウトし、伝統工芸に馴染みのない方にも興味を持っていただけるよう工夫しました。

KYOBI生有志によるオリジナルステッカーや、課題作品を展開させた「妖怪みくじ」のガチャガチャも設置。楽しい雰囲気が漂う出展ブースとなりました。

開催日は両日とも盛況で、KYOBI×TASKブースにも海外の方も含む幅広いマンガ・アニメファンの方々が立ち寄られ、熱心に作品を鑑賞したり、写真撮影したりされていました。なかには、推しのフィギュアを展示台上に置いて作品と一緒に撮影される方も(!)。

思い描いたものが目に見えるかたちで実現し、多くの人の目に触れる体験は、学生たちにとって大きな力になったようです。ブースデザインや作品づくりに参加した学生たちも会場を訪れ、誇らしげな笑顔を見せていました。

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。

「京まふ」公式サイト https://kyomaf.kyoto/

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