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建築学部

京都学演習Ⅰ~地図づくりで京都を学ぼう!!~

こんにちは。建築学科教員の杉本です。
9月になって少しだけ涼しくなりましたね。今年の夏はほんとに暑かった!!

今回は、「京都学演習Ⅰ」の授業を紹介します。
この授業は、京都のまちの魅力をわかりやすく伝えられるような、“Map付パンフレット”を作る演習科目です。

建築学科の授業でもありますので、作成するパンフレットの内容は建築に関するものなら何でもよい、ということにしています。例えば、寺院や橋などの建造物、庭園やまちなみなどです。
これらを題材にして、各自が個性的なテーマを設定し、フィールドワークで材料を収集します。この収集、調査の作業には、自主的学習効果があります。また、調べたことをいかにわかりやすくまとめ、グラフィックに表現するかということも課題です。

★フィールドワーク★
コロナ禍でフィールドワークができない時期もありましたが、昨年から再開しました。授業初日は、グループごとに先生の誘導で京都のまちなかを歩くことからスタート。

★Google My Maps★
この後も引き続き、各人、興味があるモノ・コトを探しに取材を続けます。
並行して、インターネット上の「Google My Maps」を活用し、自分のテーマに合ったアイコンをデザインして、選定した建物や施設の位置を地図上でわかるように貼り付けます。そのアイコンをクリックすると、調査した建物の写真やスケッチ、概要などの関連情報のデーターシートが閲覧できるようになっており、こちらも同時に作り込んでいきます。

アイコンの色合いやデザインは視覚的にわかりやすいものになっているか、
写真のアングルやスケッチの表現は説明できるものになっているかなどなど。。。いろいろと工夫します。

★完成★
今年もたくさんの個性あふれた素敵なパンフレットが出来上がりました!

★選出と講評会★
最終回は仕上がった全員のパンフレットを教室全体に並べて、一人ひとりが閲覧します。
そして、よいなあ~と思ったほかの学生の作品5つを選んで、お互いに投票します。

投票の結果、優秀作品15点に発表してもらいました。
※高田光雄賞:2作品 学生選出:3作品 教員選出:10作品
テーマへの思い、デザイン過程での苦労、折り方の工夫、作品へのこだわりが伝わるとてもよい発表会でした。

★作品★
優秀作品15点の中から、3点をご紹介します。

作庭家「中根金作」の作品を紹介しています。手描きのスケッチがプロ級の上手さです。
建物ごとにキャラクターを設定し、京都煉瓦建築の変遷を紹介する楽しいマップに仕上がっています。
市内にあるいろいろな橋の形を紹介したマップです。橋のアーチの構成の面白さをひとつひとつ細かく説明しつつ、マップ自体のデザインも素晴らしいものとなっています。

この演習のように、自身が興味のあることを調べて、それを美しくまとめる作業は、建築設計をまとめていくことと似ています。地図づくりを通して、設計の基本を知ってもらえたのではないかと思います。

(文責 杉本直子)

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