今回は2年生前期の授業「京都学演習Ⅰ」の紹介です。
この授業では京都を対象にしたパンフレットを作成します。
パンフレットは自身が興味をもった建築(庭園、町なみも含める)について、その歴史や特徴などを軸としてまとめたものです。
授業は少人数に分かれてフィールドワーク2週・エスキス1週のセットを3回繰り返して進んでいきます。
フィールドワークは9回あります。そのうち1回は教員と一緒に京都を回ってテーマを決める参考にします。残り8回は自身で決めたテーマに基づいて京都を回ります。
フィールドワークで周った建物はGoogleのマイマップ上に記録していきます。記録内容は建物の名前、写真、その他基礎情報などです。また、テーマを象徴するアイコンを作成して建物の位置をマイマップ上に表示します。これらの情報からフィールドワークで周った建物の共通点などを発見してストーリーを描き出します。


3週間おきのエスキスでは、パンフレットのテーマや構想、仕上がりについて、教員や受講生同士で話し合います。
そして、パンフレットの内容を洗練させ、完成させていきます。







出来上がったパンフレットは授業最終日に教室内で展示されます。
みんなで見て回り、スマートフォン等から投票します。高評だった作品10点ほどについては、作成者から解説してもらいます。






2025年度は例年に勝るとも劣らない作品が提出されました。
受講生の皆さん、お疲れさまでした。
パンフレットはW303で展示中です。ぜひご覧ください。


