こんにちは。建築学部の薮下です。
やっと秋が来ましたね。と言い切る前に冬が来てしまいました。1年あっという間ですね。
1年生は入学してから学生生活も充実し、夏休みを経て、大学生にもだいぶ慣れてきた頃だと思います。今回は後期に行われる「建築設計基礎演習Ⅰ」の様子を少しご紹介します。
この演習は計3課題に分かれており、最初の第1課題が10mキューブを設計するというものです。縦・横・高さが10m×10m×10mの立方体のヴォリュームに対して7つの異なるレベルのフロアを持つ空間を設定し、すべての空間が階段又はスロープによりつながるよう計画していく初めての設計課題です。


1年前期では、製図道具の扱い方や図面の書き方・模型の作り方など基本的な事を学びました。今回は身につけた技術を自身の設計に反映させていかなければなりません。学生たちは苦戦しながらもグループや友達と協力しながら毎週必死に自分の設計がもっと良くなるようにと手を動かしていました。


いよいよ完成した作品をお披露目です。教室中にずらりと作品を並べて教員・学生たちによる投票が行われます。約190作品ほどが並ぶとそれだけで圧巻です。また昨年同様、完成度の高い作品が揃っていて、どれに投票するか判断するのは容易ではありませんでした。


さらに投票結果から得票数上位の学生によるプレゼンテーションが行われました。皆さん思い思いの言葉で作品の魅力を語っていました。自分が生み出した作品の魅力を模型・図面・言葉など色んなもので分かりやすく伝える事も建築にとって大切な能力です。これからも皆さんの活躍に期待しています!


最後までお読みいただきありがとうございました。
(文責:薮下和真)




