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芸術学部

KYOBI授業探訪 番外編3 インターンシップ説明会

もと:こんにちはもとでーす!(^_^も)

のか:のかでーす。(^_^の)

もと:いきなりですが、のかさん。

のか:ん?どしたの?

もと:のかさんはインターンシップって受けたことありますか?

のか:あー…うけた…うけたなあ…懐かしい!(の*´ー`)

もと:なんか…思い出とか感想とか、ありますか?

のか:そうだなあ…インターンシップ…私はホームページとかを作る会社にいったことがあったなあ…大学で参加したプロジェクトのホームページをつくったかな…(の*´ー`)

行ったときはすごい緊張したけど周りの人も親切でwebの仕組みとかページのデザインの重要さ、どう作った方が見やすいか…とか普通の印刷物とは違う作り方を体験することができて勉強になったなあ…社長さんが自分と同じ高校の出身だったりしててびっくりした記憶もある…

もと:なんと!すごい偶然。

のか:ね!あ、これはインターンシップとかとは別なんだけど、偶々陶器市で知り合った作家さんのところに陶芸コースの友人とお邪魔して焼成の作業に参加させてもらったこともあったなあ…

もと:おお、他分野まで、ガッツリインターンシップしてたんですね…

のか:うんうんまあ、焼成に関しては旅行も兼ねていってたからインターンって感じではなかったけどね…あの頃はめっちゃ自由だったなあ…(の*´o`)

もと:陶芸の話が出たところで…

のか:?

もと:今回は陶芸のインターンシップの説明の様子を!見ていきたいと思います。

のか:まじか!なんか偶然すぎない…(笑)ってか私の思い出話要ったのかこれ…かすってるようでかすってない気がするんだけど(笑)(@_@の)

もと:まあまあ…楽しいからいいんですよ。じゃあさっそく行きましょう!

のか:今回のインターンシップ説明はどんな内容なの?

もと:えーっとですね。
対象学年は3年生で、今回インターンシップを開催してくださったのは大堀相馬焼松永窯さんです。窯の代表である、松永武士さんがKYOBIにいらっしゃってインターンの内容について説明していただきました。

※説明しよう!「大堀相馬焼」とは福島の有名な焼き物である。江戸時代初期から続く民陶で、青ひび、二重焼、駒の絵などの特徴がある。現在は伝統的工芸品に指定されている。

のか:おお!そうなんだ。やっぱり陶芸だし、インターン内容はろくろ作業とか焼成とか、陶芸に関する作業なんだよね?

もと:そうだねえ、福島まで行って実際に一通りの作業を3~12日間体験させていただくような感じかな。(^^も)

のか:おお、すごーい。私もインターンを終えてから思ったけど、普段の生活と違う環境に身を置くと、なんとなく見える世界が変わったり、自分の動き方が変わるっていうか…もちろん緊張とか不安とかはあるんだけどさ…なんか新鮮な気持ちになれる気がするな…

もと:おお…経験者の言葉の重み…

のか:…あ

もと:どしたの?

のか:あのさ…大堀相馬焼のところに……確か同期の友達がいってたきがするんだけど…?( の・_・)

もと:およ…ああ、なるほど…そっかのかさんは3期生か…ふふふ…実はですね。なんと、リモートにてKYOBI3期生で卒業生でもある吉田さん、今年入った職員の方2名にもインターンシップと浪江町地域おこし協力隊の募集呼びかけやインターンシップの説明をしていただいたんですよ!

のか:!!

もと:吉田さんは東北の震災がきっかけで、大堀相馬焼のインターンシップを受けたそうです。そこで浪江町地域町おこし協力隊を知り、卒業後3年勤め独立し、現在は3割自分の作品制作、7割町おこしの仕事を受け持って活動されています。吉田さんの作品は大堀相馬焼松永窯「松永陶器展」にて現在展示中です。

浪江町地域おこし協力隊は2011年の東日本大震災と原発事故により、避難を余儀なくされた福島県浪江町
日本酒や大堀相馬の浪江町の技術伝承の為に立ち上がった協力隊のことです。

のか:わ…懐かしいな(笑)福島で活躍してるとは聞いてたけど…わあ…ほんとに懐かしい。(^_^の)

もと:ここでタイムリーなネタを一つ!吉田さん、最近放送された24時間TVにて大堀相馬焼の紹介の際に出演されていたそうですよー。

他の出演者の方に大堀相馬焼をしっかりアピールされていたそうです!

のか:わわわわ…そうなの!…有名人じゃん!すぎょい…(O_O;)ア…カンジャッタ…

のか:そういえば大堀相馬焼っていうとお湯呑みだったっけ。が有名な焼き物だって聞いたことがあるんだけど…

もと:そうそう。大堀相馬焼の特徴である二重焼といって、内側と外側を焼く前に合体させて、ちょうど魔法瓶のような二重の構造になっているんだ。これにより間に空気の層ができるから、保冷・保温効果に優れた焼き物になるんだよー(も・o・)

のか:おお、すごい…(・o・の)

松永窯さんはこの大堀相馬焼の特徴である二重焼の構造を生かして、「IKKON」という酒器のブランドを立ち上げたんだよー

形状により風味が変わる、ワイングラスのように日本酒も同じように味の変化を楽しめるのではないかということに着目して、二重構造の内側の形状が違う酒器を制作されたんだよー。

試作を行う上で、甘味、旨味、酸味、苦味、塩味の5味を味覚センサーにかけ数値化し、科学的根拠から形状が作られているんだ。
まさに、現代の技術と伝統的技術の融合からできた酒器といえるんだ…!(^^も)

のか:新しい伝統工芸のカタチ…かっこいいなあ…あと酒器で美味しい日本酒が…飲んでみたいかも…(*´∀`*の)

もと:こらこら…(^_^:も)(笑)でも、ほんとにこうしてたくさんの人々の手元に伝統工芸品が届くことで身近に感じてもらえることは…なんかうれしいよね。私が作ったわけじゃないし専門の分野も違うんだけど…技術を守って伝えていくところに想いが通じる部分があると思うから…

のか:確かに…そうだねえ。私も漆を学んでいた経験があるからちょっとわかるかも…

もと:学生たちとっても興味津々そうに聞いてたね。これをきっかけにまだ卒業まで時間があるから、いろんなものを体験したりして自分の進む方向性を決めて活躍していってほしいね。

のか:そうだねえ…確かに。こうして誰か頑張っている人を見てると前向きな気持ちになるよね!同期の友人が工芸の世界で活躍しているというところが…元気をもらえるというか、私も頑張らなきゃなって思ったよ。

もと負けていられないですね!

のか:だね!

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