7月18日、東館3階で「KYOBIWOOD ～ショート＆ショート映画祭～」が開催されました！

この映画祭、実は建築学科２年生「IT活用応用演習」最終課題の発表会です。
同演習では、「CAD（Computer Aided Design）」や「BIM（Building Information Modeling）」といった建築系ソフトの技術習得を目指し、２次元→３次元→動画と、建築空間を表現するスキルを徐々に高めていきます。

その前期の最終課題は、個々に設計した建築をあたかも映画のような動画にして紹介するというもの。
先行課題として各自が設計に取り組んだ「岡崎にあるブックカフェ」のArchiCADモデルを持ち寄り、8～10名のグループで１本の映像作品（3～5分）を作り上げました。

発表会は、各グループの代表による見どころ紹介の後、上映、その後審査員の先生たちの講評という流れで進められました。
担当教員5名の指導のもと計10グループによって制作されたショートムービーは、一人ひとりが設計した建築の魅力も伝えつつ、1本の映像として工夫がこらされた力作揃い。

審査員からはタイトルの付け方、全体構成、建築空間の見せ方、ソフトの機能の使い方、編集の仕方などについて、時に厳しくも今後のスキルアップにつながるコメントが寄せられ、学生たちにとって大きな学びとなった様子でした。
今回の課題での経験は、今後の建築プレゼンテーションでも大いに役立つことでしょう。

最後に、8つの部門賞＋永井講師による特別賞を発表！

宮内准教授・中村講師・石井SA（スチューデント・アシスタント）による手製のたまご型トロフィーが授与され、映画祭の幕は下りました。
みずみずしい感性による建築映像を見られるイベント、第2回開催が待ち望まれます。

※各部門賞受賞作品の映像は、下記リストのタイトルをクリックするとご覧いただけます。
　（一部準備中の作品はおって公開いたします）