京都芸術教育コンソーシアム(Art-e Kyoto)の京都芸術研究事業で、本年度より京都市立安朱小学校(山科区)との連携授業に取り組んでいます。3学年の総合学習で、安朱の魅力に触れる取り組みをされている一環で、児童が調べたことを「かるた」にします。第1回(9月)は絵が上手に描けるテクニックを伝授、第2回(10月)は絵の講評と新しいテクニックを伝授、第3回(11月)では完成した絵札の絵の講評会を行ってきました。
児童たちが描いた絵と読み札をお預かりしデータ化と調整を行い、印刷業者に依頼。平行して箱作り。芸術学部1年生がデザインを考え、児童たちによる投票で選ばれたデザインで箱を作成。第4回目の連携授業で、完成したカルタを届けてきました。

授業では完成した「安朱カルタ」をお披露目した後、6つのグループに芸術学部の加納講師、助手・学生、安朱小の校長先生や他の先生たちも参加して、完成したカルタで遊んできました。自分が描いた絵札が取れて喜んでいる姿や、自分が描いた絵が取れなかって悔しがっている姿が特に印象的でした。




最後は加納講師から「絵を描くのが楽しいと思ってもらえてうれしい。これからも楽しんで描いていってほしい。みんなで作ったカルタなので、大切に使ってください。」と。そしてサプライズに絵札をステッカーにしてプレゼント。授業終わりのチャイムが鳴った後も加納講師やサポートしてきた学生たちにお礼を言いに来てくれて、良い連携授業になったことを実感しました。


安朱小学校との研究事業は次年度も継続されます。
今から楽しみです。