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【国際交流】明治大学 I-AUDの学生とKYOBI生の共同設計演習が本格的にスタートしました

5月16日(金)、大学院の専門研究科目「建築学特別研究Ⅰ」における明治大学大学院理工学研究科 建築・都市学専攻 国際建築都市デザイン系(I-AUD:International Program in Architecture and Urban Design)の学生たちとの共同設計演習が京都東山キャンパスで本格的にスタートしました。

5月15日(木)、両大学院の学生たちにとってオンライン・キックオフミーティング後初めての顔合わせに先駆けて、I-AUDの皆さんは京町家を改築された生川慶一郎教授のご自宅の見学へ。京都の暮らしに合わせた伝統的な町家のつくりや室礼について、実際に空間を体感しながら学ばれました。

5月16日(金)、午前中はまずI-AUDの田村順子特任准教授から今回の共同演習について説明があり、続いて「境界の曖昧化(Blurring)」を方向性の一つとして研究を行っているI-AUDの皆さんによる研究発表とディスカッションが行われました。
英語を主言語として使用されるI-AUDの方たちの発表は、KYOBI生たちにとって難しい部分もあったはずですが、真剣に聞き入り理解しようとしている様子でした。

さらに午後には芸術学部 東俊一郎准教授によるワークショップを実施。東准教授が以前メキシコで実施されたルイス・バラガンワークショップを基に再構成された、幼少期の記憶と色彩効果を用いて空間模型を制作するプログラムです。

インターンシップで来学されているミシガン大学の学生たちも参加し、グループワークで課題に取り組みながら交流を深めていました。

課題完成後は中庭に出て、制作した模型を用いた色空間の観察を実施。I-AUDの皆さんとKYOBI生たちはすっかり打ち解けた様子で、写真を撮ったり、観察し感じたことなど意見交換をしていました。

今後、7月下旬にかけて京都駅周辺における都市・建築デザインの可能性を探究する本課題に取り組んでいく予定ですが、今回のプログラムはそのウォーミングアップとして大いに役立つものになったものと思われます。

本課題の展開も引き続き「TOPICS」でご紹介してまいります。

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