京都市では、2026年からの京都のまちの基軸となる「京都基本構想(仮)」の策定が推進されているところです。
昨秋より有識者らによる審議などと並行して、Webサイト【みんなの理想京 ideal Kyoto】などを利用したパブリック・コメントの取組も行われています。

その一環として7月8日(火)、サークル・KYOBI建築研究会の学生たちが京都市役所の方たちとともに“住みたい”“関わりたい”と思うまち・京都について考えるワークショップに取り組みました。
まずは京都市役所職員の方から京都市の課題や「京都基本構想(仮)」策定の概要を説明。


参加した学生たちは皆、京都市民または京都市の関係人口であり、自分たちの日常生活を支える京都市の市政について真剣に説明を聞いていました。
概要説明に続いて、3グループに分かれてワークショップを実施。


「あなたが“住みたい”“関わりたい”と思えるまちってどんなまち?」という京都市からの問いについて、グループ内で意見交換しつつ、それぞれが付箋に書き出して見える化します。



京都市外出身の参加者も多く、京都市と出身地をくらべて良いと思ったところや逆に不便に感じるところなども話題にあがり、各グループで盛り上がりながら話をするうちに“住みたい”“関わりたい”と思えるまちが徐々に見えてきたようです。



最後に、各グループでまとめた「あなたが“住みたい”“関わりたい”と思えるまち」について発表し、約2時間にわたるワークショップは終了しました。
自分たちの発表が「京都基本構想(仮)」のパブリック・コメントにおける一意見となる体験を通して、これからの京都市のまちづくりの担い手となる学生たちが市政に関心を持ち、今後も積極的に活動していくことが望まれます。
