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【国際交流】明治大学 I-AUDの学生とKYOBI生の共同設計演習の最終講評会が開催されました

7月24日(木)、大学院の専門研究科目「建築デザイン特別演習Ⅰ」における明治大学大学院理工学研究科 建築・都市学専攻 国際建築都市デザイン系(I-AUD:International Program in Architecture and Urban Design)の学生たちとの共同設計演習の最終講評会が開催されました。

演習のタイトルは「国際共同建築デザイン演習 in 京都駅周辺」。再開発が現在進行している京都駅~七条・九条エリアにおける都市・建築デザインの可能性を探究し、地域の人たちの豊かな暮らしに繋がる空間を提案します。

4月のキックオフミーティングの後、5月に現地調査を行い、課題に取り組む時間は実質的には約2カ月。講評会の会場となる東館1階に並べられたI-AUDの学生による模型とパネルは、そんな短期間での制作とは信じられない出来栄えで、聴講に訪れたKYOBI生たちも見入っていました。

講評会はI-AUD 田村順子特任准教授による挨拶と本演習の趣旨説明に始まり、まずは本学の大学院生2名が発表しました。
まだスタディ途中での発表のところ、本演習指導教員の千葉工業大学 今村創平教授や亜細亜大学 白井宏昌教授、ゲストの明治大学 小林正美名誉教授からご講評をいただき、今後の展開の糸口をつかめたようです。

続くI-AUDの学生10名によるグループワークと個人設計の発表では、《Neo-Sujin Kyomachiya Shotengai》《WEAVING SUJIN INTO THE KYOTO URBAN FABRIC》《The Hollow of Sake Terrace》など、地域の歴史・文化を読み解き、それぞれに異なる着眼点から考えたデザイン提案が披露されました。

KYOBI生たちも、日常的に行き来する身近な地域における複数の建築の関係性や都市の軸線などについて、今回の提案を通して新たな視点を得られたことでしょう。これまで見ていた景色が今後違ったものに見えてきそうです。

KYOBIでは将来海外でも活躍することを視野に入れた教育を実施しており、大学院はもちろん、学部でもさまざまな国際交流プログラムに参加することができます。今後もより多くのKYOBI生たちが、同じ志を持つ学生たちと切磋琢磨し、より広い視野と実践的スキルを身に付ける機会を積極的に活用してほしいと思います。

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