人間にとって「不都合」「不快」「不利益」な一面だけに目が行ってしまいがちな、いわゆる「害虫」の美しい点・有益な側面・生命の循環や存在次元をテーマに公募された「害蟲展season6」(8thCAL株式会社主催)において芸術学部 デザイン・工芸学科 工芸領域 木工・彫刻コース4年生の森和輝さんの作品「修羅の女帝」が入選しました。
《修羅の女帝》



寸法:18cm(縦)×25cm(横)×16cm(高)
材料:楓、黄楊、栃、真鍮、漆、ブラックジルコニア、鹿革
【作品解説】
オオスズメバチの女王の標本を参考に約3.5倍に拡大して製作しました。楓の縮み杢の部分を胸部と腹部に使用しており、杢目ならではの立体感と奥ゆかしさを表現しました。土台部分である下のチェッカープレートは、力強さと警戒の意味を込めて漆で彩色しています。
本作品は東京会場と大阪会場にて展示を予定されています。
お近くの方、ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
▶害蟲展season6サイト
【東京会場】
会期|2025年8月23日(土)~9月11日(木) ※休館日:月・火
時間|13:00~20:00
会場|MATERIO base 東京都中央区東日本橋3-11-12
URL|https://materiobase.jp/
【大阪会場】
会期|2025年9月17日(水)〜9月29日(月) ※休館日:火
時間|10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場|箕面公園昆虫館 大阪府箕面市箕面公園1-18
URL|https://www.mino-konchu.jp/