KYOBIでは国際交流事業の一つとして、シンガポール国立大学(NUS)建築学科とともに相互に行き来し、両国の伝統的な街並みや文化財建造物などを通して建築の学びを深める「NUS&KYOBI共同演習」を2022年度より毎年実施しています。


17日(日)は現地時間に体を慣らすための自由行動。一部の学生は担当教員とともにシンガポールの伝統建築の一種・ショップハウス(1階が店舗・2~3階が住居となった長屋のような住宅)の見学などへ行きました。

18日(月)より、いよいよ本格的な研修を開始。
午前中にはシンガポールの気鋭の建築家・Chang Yong Terさんの設計による豪華な個人住宅を見学。
午後には、日本のUR(都市再生機構)に類する組織・HDB(Housing & Development Board)の本社ビルを訪れギャラリーを見学しました。


さらに、50年以上前に開発されたHDBの団地《Toa Payoh》を訪れ、その一部の共用部分の再生を地域住民の参加型手法で取り組んでいるNPO団体・PiD(Participation in Design)のLarryさんに、活動の内容を説明していただきました。




19日(火)のシンガポール・シティ・ギャラリーやURAの見学を経て、20日(水)からはNUSと合同で調査に取り組み、22日(金)の最終日には森重先生の講演も予定されています。
今後の活動の様子もKYOBI公式SNSや本サイトで紹介いたします。
海外でのびのびと建築を学ぶ学生たちの様子をどうぞお楽しみに。