トピックス

Topics

「ダンチとフクシのミライをデザインする~8大学連携プロジェクト~」進行中

今年2月にスタートした「ダンチとフクシのミライをデザインする~8大学連携プロジェクト~」。京都市内の8大学が連携し、老朽化した山科・醍醐地域の市営住宅を京都福祉サービス協会の職員用社宅としてリノベーションする取組です。
6月下旬の「設計報告会」から約3ヵ月。KYOBIチームではこの間に設計案のブラッシュアップ、図面の作成、工事の見積りなどを着々と進めるとともに、8月上旬から現場の解体作業にも取り組んでいます。

KYOBIチームが担当するのは醍醐中山団地11棟5階、見晴らしも風通しも抜群の1室。
躯体の特長を活かしつつ、パネルユニットによる「はこ」を用いた「入れ子構造」による空間計画を実現すべく、まずは既存の壁紙や床材、建具などを取り除く必要があります。

リノベーションにおいて、解体作業は業者委託すると意外に経費のかかる部分です。
プロジェクト予算には限りがある中、実践的な学びを旨とするKYOBIではサークル・KYOBI建築研究会所属の建築学部1年生も協力して学生自らが解体も行うことにしました。

担当教員の生川慶一郎先生や先輩大学院生の指導のもと作業を続け、建築学部1年生メンバーも約2ヵ月を経た今では工具の扱いにもずいぶん慣れた様子。
9月10日(水)に訪れた現場では、学生たちは長引く残暑をものともせず楽しそうに、解体作業に励んでいました。

解体作業は9月末で終了の予定。次はいよいよプロの工務店さんと協力して施工に取りかかります。
プロジェクトの進捗は今後も随時ご紹介して参ります。

芸術学部における京都商工会議所・酒造メーカー3社との連携プロジェクトが始まりました
一覧へ戻る
「第39回 四日市萬古陶磁器コンペ2025 絵のあるうつわ」で芸術学部卒業生・飯田聖子さん(8期生)が受賞
  • 「ダンチとフクシのミライをデザインする~8大学連携プロジェクト~」進行中