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「おとくに竹イルミナイト」で芸術学部の学生たちが作品制作などに取り組みました

「おとくに竹イルミナイト」は、おとくに竹イルミナイト実行委員会と乙訓青年会議所の共催による毎年恒例のイベントです。今年は9月6日(土)~14日(日)に長岡天満宮境内と八条池周辺で開催され、芸術学部の学生たちが同会議所の依頼により会場に設置するインスタレーション2点の制作と提灯づくりワークショップに取り組みました。

会場の長岡京市を含む乙訓(おとくに)地方は古くより竹の産地として知られています。
今回の学生たちによるインスタレーションも乙訓産の竹材を活用させていただき、地域への想いを込めて制作しました。

竹材を輪状に加工して繋いだ《輪響 waon》は、竹の里・乙訓に息づく自然と人の繋がりを輪に託し、カラフルな布が風と光を受けてはためく様は地域の縁や未来を表しています。

一方、《竹門 chikumon》は竹の里・乙訓を象徴するゲートモニュメントで、この地の美しさをあらためて感じ、少しでも永く心に留めることを意図しています。

どちらの作品も会期中は映えスポットとして評判になりました。

また、胴部分のお絵描きに挑戦するオリジナル提灯づくりもたくさんの子どもたちが参加し大盛況。
計160個の提灯が出来上がり、参加者はもちろんのこと主催者にも大変喜んでいただけたようです。

9月13日(土)・14日(日)には乙訓青年会議所主管の近畿地区大会乙訓大会が開催されたこともあり、また大会後半は天候にも恵まれ、イベントは例年以上の賑わいで盛況のうちに閉幕しました。
今後も地域に根差した京都の美大として、地域連携の場で学生たちが経験値を高めていくことが願われます。

〈竹イルミナイト参加学生〉
芸術学部デザイン・工芸学科 デザイン領域
3年 槻俊輔、村井千裕
2年 上村実咲、紺谷有花、鈴木七海、中川莉沙、 西村莉瑚、林竜矢、宮崎愛梨
1年 由賀知優、湯田美月

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