10月12日(日)、岡崎エリアで開催された『第23回京都学生祭典』の新企画のひとつ「お茶会」で使用する茶室を、建築学部1,2年生を中心に制作しました。制作した茶室は『逢蓉庵(ほうようあん)』と命名。祭典当日はこの『逢蓉庵』で京都産業大学茶道研究部の皆さんによるお点前によるお茶会をロームシアター京都敷地内ローム・スクエアで行いました。

『逢蓉庵』の特徴として、まずは京町家等の古材・廃材や処分される建具等を集めて茶室に使用することで、廃材のアップサイクルに取り組んでいます。同じく古材・廃材を使ってベンチも制作。木材の加工や道具の使い方等は芸術学部工芸領の教員、学生にも協力してもらい、学部間の交流もはかれました。

屋根にあたる部分はフレームにロープを渡すことで、遠くから見ると屋根がかかっているかのように見える効果を狙っています。

学生たちは来場された人々に茶室『逢蓉庵』や大学をPR。お茶会の受付や誘導も手伝い、京産大の学生とも協力してお茶会の運営を行いました。

京都市の岡田副市長にも足を運んでいただきました。こ
途中の雨で一時中断しましたが、学生祭典を楽しみに来られた人、ロームシアター京都やみやこめっせでのイベントや美術館等を目的に来られらた人、散歩ついでに偶然通りかかっただけの人、ご近所さんから遠方の方まで、多くの人にご来場いただきました。
最後は京都産業大学茶道研究部のみなさんと。
