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第3回 四条地下道アート展「Art Under the Shijo」で芸術学部学生有志が作品を展示

四条通地下道の活性化を目的とする四条地下道アート展Art Under the Shijo」。プレゼン審査を経て選ばれた京都市内の学生グループ6組が、四条地下道12番出口~13番出口の間(約72m)の壁や柱にアート作品を制作・展示するイベントで、第3回を迎える今年は11月5日(水)~12月21日(日)に展示が公開されています。

KYOBIの芸術学部学生有志によるチーム・tumuguも8月6日のプレゼン審査で参加グループの一つとして選ばれ、その後の準備期間を経て10月31日(金)に作品展示を完了しました。

タイトルは《Knit Kyoto》。
「編む」「織る」という京都の伝統文化から着想を得て、ポップで鮮やかな色彩を用い、新しい「編むかたち」をデザインした作品です。

ただ平らな色面で飾るのではなく、タペストリーの所々に高低差を付けることで、歩くたびに揺れる着物などの様子を表すという工夫も施されています。

また、柱を彩るデザインでは京都の四季の色を抽出して用い、季節の移ろいを表現。
地下道を明るく照らし、人と人が糸のように交わりつながる場所になるように、との願いも込められています。

11月7日(金)には、参加6グループに対する感謝状の贈呈式が開催されました。
チームtumuguの一員・紺谷有花さん(2年生)は「制作過程の動画」も制作し、式典の中で上映されました。
※本動画は後日、京都市公式YouTubeにて、作品展示風景を加えた内容で公開予定。

また、このたびの展示は京都の情報を発信するフリーマガジン『ハンケイ500m』vol.88(ハンケイ編集部、2025年11月10日発行)でも紹介されました。
回を重ねるごとに、同展への感心の高まりが感じられます。

皆さまも、四条界隈へお出かけの際はぜひ四条地下道にも足を運んでみてください。
寒気到来の市中で、心あたたまる空間を体感できるはずです。

【イベント概要】
期間|2025年11月5日(水)~12月21日(日)
場所|四条地下道12番出口~13番出口の間
※詳細はこちら▶京都市ホームページ

【KYOBI芸術学部学生有志・チームtumuguメンバー】
3年|井上萌、馬川春奈、小野寺芽衣、川原茉奈美、栄井美結、田中理花子、坪木瑠那
2年|紺谷有花
1年|鬼頭茜音、永井杏莉、中川瑠菜、由賀知優、湯田美月

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