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「日本インテリア学会 第37回大会」で大学院 建築学研究科 修士1年生が受賞しました

2025年11月9日(日)、東京都市大学世田谷キャンパスで開催された「日本インテリア学会 第37回大会(関東・東京)」において、大学院 建築学研究科 修士1年・松本尚也さんが研究発表「パサージュ意匠の変遷と決定について:パサージュ・デュ・グラン=セールのファサードを対象に」で学生優秀発表賞を受賞しました。

松本さんは、パリの19世紀前半につくられたアーケード付き商店街・パサージュ・デュ・グラン=セールの入口にあるファサードの意匠の変遷について詳細な研究を実施。

※以下、発表資料図版は松本さん提供

ファサード東側を例に取ると、現在の渦巻き型ペディメントを持つ華やかな意匠は後の改変によるものであり、それ以前はドリス式のピラスターを持つ簡素な意匠であったことを明らかにしました。

他の部分についても意匠の変化を確認し、それらの意匠の改変は人通りの変化に連動していると結論付けました。

大会の研究発表会では松本さんの発表に対して、以前のパサージュの衰退から近年の再生や復活についてその背景や経緯に関する質問があり、松本さんは研究成果を基に的確に回答していました。

そのような発表と研究内容が総合的に高く評価され、松本さんは学生(博士課程を除く)による優秀な研究発表者を表彰する「学生優秀発表賞」3名の1名に選ばれました。
修士研究に向けて、今後一層の飛躍が期待されます。

大会概要はこちら▶日本インテリア学会ホームページ

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