京都市内の8大学が連携し、老朽化した山科・醍醐地域の市営住宅(団地)を京都福祉サービス協会の職員用社宅としてリノベーションする「ダンチとフクシのミライをデザインする~8大学連携プロジェクト~」。2025年2月のスタートから約1年を経て竣工し、2026年2月28日(土)、リノベーション住戸完成式典・内覧会が現地で開催されました。

式典(於 西野山市営住宅集会所)では、本プロジェクトの主催者の京都福祉サービス協会 宮地理事長と京都市 松井市長の挨拶に続いて、8大学の学生たちがそれぞれに担当した西野山団地・醍醐中山団地のリノベーション住戸のポイントを紹介。両団地の会長様からも今回のプロジェクトに対するコメントをいただき、学生たちの活動を温かく見守ってくださった様子が伝わってきました。


式典後、まずは西野山団地リノベーション住戸5件の見学を実施。各住戸で担当した学生たちが地域住民の方たちや大学関係者に工夫した点などを説明しました。
学生たちは設計報告会で見た他大学の設計案がどのように実現したのかお互いに興味津々の様子で、躯体の処理や水回りの仕上がり、電気スイッチなど、実際に携わったからこそ気になる様々な部分に盛り上がっていました。



また、見学の合間に、松井市長と竹内副市長、団地住民の方と学生代表2名によるミニ座談会が、髙田副学長の司会進行により実施されました。
会場は団地の1室をリノベーションして営業されている「カフェ107」。温もりの感じられる空間で話が弾み、学生代表を務めたKYOBIと京都女子大学の学生も、夏場の施工で苦労した点などを直截な言葉で松井市長に伝えていました。



そして醍醐中山団地の見学で、いよいよKYOBI生たちによるリノベーション住戸「はこのまにまに」もお披露目。
お昼休憩を挟んだ上に5階住戸のため見学者が少ないのでは…といった学生たちの不安は杞憂に終わり、多くの方が来場され、カラフルな室内や5階の眺望に目を見張るとともに「はこ」の中で寛がれる様子が見られました。
【「はこのまにまに」の詳細はこちら▶プレゼンシート】










座談会や見学会を通して団地住民の方たちも喜んでくださっていることが伝わり、学生たちも達成感を感じているようでした。
とはいえ、施工期間にもっと住民の方と交流する機会があればよかったと座談会で学生の発言があったように、幅広い世代の交流を通した地域の活性化はこれからが大事です。
大学のまち・京都で、リノベーションが完了したから終わりではなく、更なる地域活性化のあり方を学生たちが今後も探究していくことが期待されます。








