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学生が復元した「絵合わせかるた」「仏法双六」の奉納式が京都・曇華院門跡にて執り行われました

4月3日(金)に学生が制作し、この度完成した遊戯具を曇華院門跡へ奉納する奉納式が執り行われました。芸術学部3年生対象の授業「よみがえる御所のあそび文化ー曇華院門跡の文化財を復元するー」(プロジェクト演習)のプロジェクトとして、7名の学生が天皇家ゆかりの尼門跡寺院である曇華院門跡(京都市右京区)に伝わる江戸時代の遊戯具「仏法双六」および「絵合わせかるた」を復元。単に資料として記録するだけでなく、現代の子どもたちが実際に遊べる形で復元することで、かつて遊びを通して教養を習得した御所の文化そのものを現代に再現することをめざしました。

【仏法双六(十界双六)】
現地調査で撮影した全 92 マスにわたる画像データを基に、撮影時の光量差の補正や色調補正を行い、制作当時の色鮮やかな姿を再現しました。さらに、長年の保存による脱色や折れ跡などの劣化部分を一つひとつ丁寧にデジタル修復しています。

【絵合わせかるた】
曇華院門跡に残る全 203 枚の実物資料を現地で一つひとつ記録撮影し、損傷度合いに応じて 4 つのレベルに細かく分類しました。その中から図像が比較的明瞭に残存している 100 枚を厳選。デジタル上で虫食い箇所の丁寧な修復を行うとともに、長年の劣化によるくすみを補正し、制作当時の色鮮やかで美しい花の絵柄を甦らせました。

奉納式の後には、早速地元の子供たち数名が参加し、江戸時代の遊戯具での遊びを楽しみました。

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