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建築学科の江本弘講師が2022年日本建築学会賞著作賞を受賞しました

一般社団法人日本建築学会において江本弘講師(建築学科)の著作『歴史の建設ーアメリカ近代建築論壇とラスキン受容2022年日本建築学会著作賞を受賞しました。

 

日本建築学会2022年各賞受賞者:https://www.aij.or.jp/2022/2022prize.html

業績紹介:https://www.aij.or.jp/jpn/design/2022/data/4_award_004.pdf

江本弘講師の研究用ウェブサイト:http://emo-arch.com/bibliography-2/history-builds-2/

 

江本弘講師のコメント

「このような栄誉ある賞をいただき、大変光栄です。
本作は、第8回東京大学南原繁記念出版賞受賞をきっかけに、博士論文に大幅な改稿を加えて出版されたものです。イギリスの建築理論家ジョン・ラスキンの、アメリカにおける受容を19世紀半ばから約130年間追いかける、という奇妙でニッチな研究の意図と、その沼の深さやスリルがじゅうぶんに伝わるよう、たび重なる推敲を経て完成させました。そして本書の出版から3年を経て、今回の受賞となりました。選評を読むと、一般の読者の方にも近代建築史の面白さ不可解さを感じてもらえたらよいな、という著者のねがいが、審査員の方々にしっかりと届いたことがわかります。それだけに、今回の受賞は喜びもひとしおです。
ラスキンというと、アーツ・アンド・クラフツ運動の指針となった『ゴシックの本質』が日本でも有名です。京都美術工芸大学(Kyoto Arts and Crafts University)在籍の研究者として本賞を賜ったことに、不思議な巡りあわせを感じます。」

 

歴史の建設ーアメリカ近代建築論壇とラスキン受容(東京大学出版会、2019)

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