2025年9月20日(土)より、大学院 建築学研究科特任教授 岸和郎先生(建築家)が監修された展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験1920s-1970s」が兵庫県立美術館で開催されます。
本年3月~6月に東京の国立新美術館で開催され好評を博した展覧会の巡回展です。

20世紀に始まった住宅をめぐる革新的な試みについて、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点;衛生・素材・窓・キッチン・調度・メディア・ランドスケープから再考し、1920年代~1970年代にかけて建てられたル・コルビュジエ《ヴィラ・ル・ラク》をはじめ傑作と称される14邸を中心に、世界各地の住宅を多角的に検証します。
会場では図面やスケッチなどの資料のほか、家具や食器に住宅の原寸大模型も展示されます。
本展フライヤー▶PDFデータ
さらに、2025年11月15日(土)には本展連動企画として「コンテンポラリー・モダニティ シンポジウム 現代建築家が紐解く関西の近代建築」も開催され、岸先生とともに、関西を中心に活躍される建築家・宮本佳明氏、山本麻子氏、朽木順綱氏が登壇されます。
〈シンポジウム開催概要〉
日時|2025年11月15日(土)
15時~17時30分
会場|大阪工業大学 梅田キャンパス
2階 セミナー室204
参加費|無料
※申込不要

東京展を見逃された方はもちろん、リピーターの方も、今回初めて興味を持たれた方も、人々の暮らしに欠かせない住宅の20世紀における変革を体感しに、ぜひ会場へ足をお運びください。