九里一平展オープニングセレモニーに合わせて、午後からは九里一平客員教授特別講義とワークショップを行いました。
講義ではこれまでの作品についての解説から、アニメーション制作の工程を。後半は現在1冊しかないという竜の子プロダクション時代のアニメーション制作を解説書を使って、キャラクターの動かし方を中心にどういう技法があるのか、どこが難しいのか等を解説していただきました。
特別講義の後のワークショップでは、事前に九里先生から出されていた課題を見ながら描き方等のアドバイスを。
九里先生自ら学生を描いています。
こちらでは学生がその場で描いたハクション大魔王に登場するアクビちゃんの隣に、アクビちゃんを描いていただきました。
左が学生、右が九里先生の描いたアクビちゃん。昔のキャラクターなので「どうだったかな、忘れてしまってるな」と言いながらも、さすがプロフェッショナル、全然違いますね。
講義とワークショップ終了後、朝に描かれたガッチャマンの下描きの続きを。
ガッチャマンの輪郭がはっきりとしていく過程は、見ていてワクワクしました。
新しい作品が加わった『九里一平展』は本日より9月20日まで開催となります。